民主平和統一諮問会議

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[国内]  「漢拏から白頭まで」 平和統一への道のり

  • 慶北安東市協議会
  • 2025-07-22 ~ 2025-07-22

「漢拏から白頭まで」 平和統一への道のり


キム・ヒヨル 第21期青年諮問委員記者(慶北安東市協議会)


民主平和統一諮問会議(以下「民主平統」)慶北地域会議(副議長キム・ハヨン)は、女性委員、青年委員、脱北民などとともに、5月から7月にかけて済州、全南、鬱陵島・独島、DMZなどで「漢拏から白頭まで」平和統一への道のりイベントを行いました。今回のイベントは、各地域の自然と人々、そして統一への願いをテーマにしたプログラムで構成され、平和統一に対する国民の共感を得ることができた有意義な時間となりました。



済州の風の中でも冷めやらぬ、平和統一への熱い思い


5月8日、済州・環太平洋平和小公園での出征式と統一祈願祭を皮切りに、イベントの幕が上がりました。雨風が吹く中、慶北と済州地域の諮問委員たちは次のような統一祈願文を朗読しました。


「統一は私たちみんなの夢であり、次の世代に引き継ぐ希望です」

「戦争と対立ではなく、和解と団結、触れ合いが私たちの進む道となることを願います」

「私たちは一つの民族であり、互いにとってかけがえのないパートナーです」

「今日ここに集まった皆さんの思いが一つとなり、統一への第一歩となることを祈ります」

「私たちの願いと祈りが天に届き、平和統一の日が一日も早く訪れることを願います」



雨で延期されていた漢拏山登山は、5月10日に行われました。雨や霧の影響でコースが変更となりましたが、諮問委員たちは黙々と一歩ずつ、平和統一への道を歩き続けました。



全南で続いた、希望の出会い


5月29~30日、全南の木浦と新安で2番目のイベントが行われました。初日には、慶北と全南の女性委員が集まり、「統一と和合の懇談会」を開きました。


クォン・エヨン女性副議長は、「ここにいるお一人お一人が平和統一への“つながり”となるだろう」と激励。ピョン・ソヨン慶北女性委員長は、「漢拏から白頭まで統一の花が咲き誇ることを願っている」と語りました。チョン・ソヒョン全南女性委員長もまた、「この場は単なる交流を超えて、平和の道を共に歩む時間になるだろう」と強調しました。



続いて行われたのは、「LED統一の花灯籠作り」プログラム。参加者たちからは、「花のように美しい平和統一が実現することを祈っている」「子どもたちに平和の思いを伝えたい」などの感想が寄せられました。



2日目には、木浦・儒達山で「統一祈願合唱祭」を開催。「私たちの願いは統一」や「舟歌」の替え歌をみんなで歌いながら、観光客や市民に平和統一のメッセージを伝えました。儒達山山頂への登山と新安パープル島への訪問を最後に、本イベントは終了となりました。



若者が参加した、鬱陵島・独島でのイベント


6月13~14日には、青年委員が中心となり、鬱陵島・独島でイベントを行いました。


チームはまず独島に入り、平和統一への思いを込めて手形を押し、統一のメッセージを残してイベントの成功を祈願しました。


続いて鬱陵島では、「平和統一のバスキング」と「統一ゴールデンベル」を実施。「平和統一のバスキング」では、鬱陵島の住民や観光客に向けて民主平統の活動を発信し、平和統一への思いを伝えたほか、北朝鮮に関するクイズやタルゴナ作り、団扇作り体験など多彩なプログラムを行い、平和統一への地域住民の関心を促しました。



その後青年委員たちは、鬱陵島の羅里盆地を一緒に歩き、改めて平和の意味を考えながら、イベントを締めくくりました。


メンター&メンティーが参加した、DMZ平和への道のり


7月5~6日、最後のイベントはDMZで行われました。「温かい隣人 メンター・メンティーが参加するDMZ平和への道のり」という名前の通り、脱北民と諮問委員が一緒に参加したこのイベントは、特に意義深いものでした。



北朝鮮に近い都羅展望台で、家族や故郷への思いを語り合った脱北民ら一行は、第3地下トンネルを見学しながら、平和と統一の必要性を改めて心に刻みました。



その後、臨津閣ゴンドラに乗って平和灯台まで上り、“願いのリボンゾーン”でそれぞれの願いをリボンに書き込みました。



「平和統一クイズ大会」でこれまでのイベントの内容を振り返った後は、授賞式を開催。クイズ王には象徴的な王冠が授与されました。



特に、メンターとメンティーが互いに思いを伝え合う心温まる時間となった「マニト 思いの分かち合い」コーナーは、今回のイベントのハイライトとなりました。「助けを受けたことで、もっと頑張ろうと思えるようになった」「このご縁が長く続いてほしい」など、心のこもった感想が多数寄せられました。浦項市協議会からは、バラのように美しく人生を花開かせてほしいという意味を込め、手作りのバラのブローチと四つ葉のクローバーのブローチが贈られ、さらに感動が高まりました。



イベントの最後には、ソウル・戦争記念館を訪問。戦争の痛みを振り返りながら、メンター・メンティー活動を振り返る時間となりました。



平和統一への道、一緒に歩みましょう


「漢拏から白頭まで」平和統一への道のりイベントは、済州から始まり、全南、鬱陵島・独島、DMZへと続き、多くの国民の統一への願いを一つにする時間となりました。各地域で集めた土と水を使って植樹を行い、今回のイベントは終了となりました。


白頭への道のりはまだ先が長いものの、これまでの道のりは統一へと向かう、確かな一歩でした。これからも民主平統慶北地域会議のさまざまな平和統一活動に関心を持ち、応援していただきますようお願い申し上げます。



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