2021海外平和統一歌コンテストオンライン授賞式開催及び入賞結果発表

民主平和統一諮問会議(首席副議長チョン・セヒョン、事務局長ペ・ギチャン)は8月4日(水)に、「2021海外平和統一歌コンテストオンライン授賞式」を開催し、入賞結果を発表した。

今回のコンテストは、昨年米州地域で開催された「統一の替え歌大会」を、海外の43の協議会を対象に拡大開催したものである。また、既存の曲に別の歌詞をつける方式を変更し、プロの作曲家が作った曲に諮問委員たちが歌詞をつけ、編曲して歌う「創作コンテスト」として開催された。その結果、海外諮問委員たちの情熱と努力、平和への切望が込められ、さらに各地域の特色が表現されている映像が制作されることとなった。

出品された34本の映像は本選審査にかけられ、11の協議会が受賞することとなった。審査は、歌詞、映像、YouTubeの再生回数など、さまざまな基準に基づいて行われ、関連分野の専門審査委員5人が参加した。

オンライン授賞式は、「ソーシャルディスタンス4段階措置」による影響で約3週間延期された後、8月4日(水)午前10時にオンラインで開催された。民主平和統一諮問会議のペ・ギチャン事務局長は祝辞で、「今回のコンテストは、民主平統のYouTubeで合計13万回以上の再生回数と1万5000件以上の『いいね』、2,500件以上のコメントが投稿されるなど大きな成果を上げた」とし、「歌コンテストがさらに発展できるように努力していきたい。コロナ禍で疲れている人たちに、楽しい歌とダンスで勇気と希望を与えてくれた海外諮問委員の皆さんにお礼を申し上げたい」と述べた。

特別賞を受賞した北京協議会は、諮問委員らがカエルの着ぐるみを着て制作した『統一カエル』という映像を披露し、好評を受けた。

奨励賞を受賞した青島協議会は、「祖母の形見から過去を振り返り、統一を体験する」というストーリーの映像を制作し、「まるで一本の映画を観ているようだった」と好評された。

優秀賞は、東南アジア西部、モスクワ、ニュージーランド協議会に授賞された。映像の制作に参加したニュージーランド協議会のソン・ヨンイ女性分科委員長は、「第19期からの諮問委員活動で一番やりがいを感じた。映像を見てもらった地元の高齢の方々は、統一を祈りながら涙を流した」と感想を述べた。

最優秀賞を受賞したバンクーバー協議会が披露した映像には、韓国の有名声楽グループ「Uangelvoice」が参加し、4万回以上の再生回数を記録するなど、インターネットで大きな関心を集めた。ダラス協議会は、『Power One Korea』というタイトルにふさわしいパワフルで愉快な映像を制作し、「2021海外諮問委員Vlog公募展」での大賞受賞に続き、今回のコンテストでも最優秀賞を受賞し実力を証明した。

栄えある大賞を受賞したオーストラリア協議会は、『United Korea』というタイトルの映像で歌とダンス両方で高い完成度を示し、高得点を獲得した。特に、この映像はYouTubeで5万回以上の再生回数、約1万3000件の「いいね」、約2,200件のコメントを記録するなど、大きな注目を集めた。

チェ・スンミ亜洲大学統一研究所教授は審査の感想で、「たった2つのメロディだけでも海外諮問委員の皆さんのアイデアが加わると甲乙つけがたい素晴らしい作品が誕生し、非常に難しい審査となった」とし、「今回のコンテストを通じて私たちの平和への切望がどれほど強いものなのか改めて感じることができた。地球の反対側にいる方々の情熱と努力を感じることができる有意義な時間となった」と述べた。

ペ・ギチャン事務局長は、「惜しくも受賞に至らなかった協議会にも励ましの言葉を送りたい。諮問委員の皆さんが制作した映像は、今後平和公共外交のための資料として活用させていただきたい」と述べた。

今回のコンテストに入賞した作品は、YouTubeチャンネルで視聴することができる。

<2021平和統一歌コンテストの入賞作品一覧>

- 2021平和統一歌コンテストの入賞作品一覧

- 最優秀賞：バンクーバー(平和統一の日)、ダラス(Powerful One Korea)

- 優秀賞：ニュージーランド(夢見る国)、東南アジア西部(あなたと私が一つになって私たち)、モスクワ(共に生きる私たち)

- 奨励賞：シカゴ(吹いてこい花風)、青島(統一の種)、瀋陽(一つに導く紐)

- 特別賞(歌詞)：アトランタ(We Want Unity)

- 特別賞(映像)：北京(統一カエル)