民主平和統一諮問会議

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[国内]  次世代と共に考える韓半島の平和への道

  • 機関紙「平和統一」 第221号
  • 2026-04-24 ~ 2026-04-24

「次世代と共に考える韓半島の平和への道」

平和と統一に関する議論の主役として青少年が大活躍、2026 釜山東区平和統一共感市民対話

 

平和と統一に関する議論の場「平和統一共感市民対話」が、次世代の学びの場である学校で開催された。釜山東女子中学校の全生徒が講堂に集まり、平和と統一の意味や価値について考えを深めたほか、青少年として地域社会で実践できる、平和と統一への共感を広げるための取り組みについて話し合った。

 

 

「2026 釜山東区平和統一共感市民対話」が釜山東女子中学校の講堂で盛況のうちに開催された。

 

学校訪問型の平和統一共感市民対話

 

4月24日、釜山東区平和統一共感市民対話準備委員会が主催し、民主平統釜山東区協議会(会長カン・ヨンジャ)が主管を務めた「2026 釜山東区平和統一共感市民対話」が、釜山東女子中学校(以下、釜山東女子中)の講堂で開催された。「学校訪問型の平和統一共感市民対話」の形で行われた今回のイベントは、「韓半島の平和と私」というメインテーマのもと、青少年が多様な意見を交わし、地域社会に平和と統一への共感を広げるための具体的な取り組みを考える有意義な時間となった。

 

カン・ヨンジャ会長をはじめとする釜山東区協議会の諮問委員、ペ・ヨンハン民主平統慶北副議長、ソン・スンチョル民主平統事務局委員支援局長、北韓大学院大学のパク・ジュファ教授、釜山東女子中学校のキム・ヘヨン校長などの来賓と、同校の全生徒約80人が着席した後、開会式が始まった。

 

カン・ヨンジャ釜山東区協議会会長は開会挨拶で、「韓半島の平和と統一は遠い未来の話ではなく、皆さんの日常とつながっている今日の問題」とし、「『心を開く、平和を築く、統一をつなぐ』という本イベントのスローガンにふさわしく、すべての生徒が心を大きく開き、平和と統一に関する意見を自由に語ってほしい」と呼びかけた。さらに、「地域や学校、日常で互いを理解し合い、コミュニケーションを深める経験が積み重なっていくほど、平和と統一に近づくことができるはず」とし、「釜山東区協議会は今後も、平和と統一に関するコミュニケーションの窓口としての役割をしっかりと果たしていく」と覚悟を語った。

 

 

 

カン・ヨンジャ会長は「平和と統一は今日の問題だ」とし、生徒たちの積極的な参加と共感を呼びかけた。

 

韓半島の平和をめぐる多様な視点と意見

 

まず、平和と統一に対する生徒たちの認識を把握し、議論への関心を高めるための「平和統一クイズ」が行われた。生徒たちが「北韓にも江原道という地名がある」といった○×クイズに挑戦する中、会場の雰囲気は早くも盛り上がった。「韓半島の平和を点数で表すなら?」という質問には、半数を超える44人の生徒が中間の4〜5点をつけたことから、南北の分断や最近の緊張の高まりが平和に対する青少年の認識に影響を与えていることがうかがえた。「他人の意見を聞くことは対話を難しくする」という質問には、ほとんどの生徒が「×」を選択し、今回のイベントが目指す開かれたコミュニケーションへの期待感を高めた。

 

予想通り、グループディスカッションはスムーズに行われた。10のグループに分かれた生徒たちは、最初のテーマである「韓半島の平和とは何ですか?」をめぐり、それぞれの考えを分かりやすく整理した後、ファシリテーターの案内に従ってグループごとに発表した。「南北が争いや戦争をせず、互いを尊重し合って過ごすこと」「韓半島に暮らすすべての人が互いを理解し、配慮し合うこと」「南北が互いの違いを認めた上で、足りない部分を補い合い、支え合うこと」など、成熟した回答が続くと、進行役やファシリテーターからは感嘆の声が相次いだ。

 

2つ目のテーマは、「韓半島の状況はあなたにどのような影響を与えていますか?」。今の韓半島が平和な状況にあるかどうかを問う1番目の質問に対し、生徒たちの意見はほぼ半々に分かれた。「平和だ」と答えた生徒たちは、現在局地戦や戦争が起きていないということを主な理由に挙げた。「平和ではない」と答えた生徒たちは、半世紀以上続いている休戦状態や、ここ数年続いている南北関係の緊張状態を懸念する意見を示した。続いての2番目の質問は、「韓半島の現在の状況があなたの生活にどれほど影響を与えていますか?」。「少し」と「普通」を選んだ生徒が大多数を占めた一方、「大いに」を選んだ生徒の数は比較的少なかった。現在紛争が起きていないことを受けた結果だったが、「大いに」を選んだ生徒たちは、万が一戦争が勃発すれば多くのものを失うことになるとの懸念を示した。「韓半島の平和のために何が必要か」を問う3番目の質問に対し、生徒たちは対話・傾聴・理解・尊重・配慮などのキーワードを使って、それぞれの平和へのアイデアを語った。平和統一共感市民対話の開催趣旨とも合致する回答だった。

 

 

ファシリテーターの案内のもと、生徒たちは自由に意見を交わしながら活発なグループディスカッションを行った。

 

 

グループディスカッションの結果をもとに楽しそうに発表の準備をしている生徒たちの様子

 

 

生徒たちが書いた平和と統一への思い

多様な考えを認め合い、平和に話し合う様子

 

互いの考えに耳を傾けながら韓半島の平和への視野を広げた生徒たちは、最後のグループミッションに取り組んだ。「韓半島の平和のために地域で取り組むべきことは何ですか?」というテーマに対し、生徒たちはまずそれぞれの考えを整理して発表し、その内容をもとにグループごとの実践課題をまとめた。

 

第1グループは東区の住民を対象に、統一された韓半島の姿を具体的に描いて平和と統一の重要性を伝える「統一ポスターコンテスト」を開催する案を、第2グループは市民を対象に統一教育を行い、それをもとに「韓半島平和知識大会」を定期的に開催してSNSで発信することを提案した。第3グループは東区内の空き家を韓半島の平和と統一に関するコンテンツをテーマにした宿泊施設にリノベーションし、安価で貸し出すことで、統一への共感を拡大するプロジェクトを、第4グループは東区の住民を対象とした定期的な平和統一教育プログラムを、第5グループは統一後に体験できる北韓の名所や文化をデザインに取り入れたデビットカードやクレジットカードを普及させる事業を発表した。

 

第6グループは韓国戦争の歴史が刻まれている東区の「イバグキル」を平和統一を発信する遊歩道にすることを、第7グループは釜山東女子中の生徒たちが釜山駅などで機会を見つけて、平和統一のポスターを配布し、関連キャンペーンを展開することをそれぞれ提案し、積極的な参加を呼びかけた。第8グループはハッシュタグキャンペーンや、「平和統一への共感」をテーマにした写真の投稿、統一国家の事例を紹介する投稿などを行う東区の平和統一SNSアカウントを開設・運営することを、第9グループは生成AIを活用して北韓に関する正確な情報を収集し、周囲に積極的に発信することを提言した。第10グループは韓半島の平和への意識向上に向けたSNSダンスチャレンジの企画・拡散を実践課題として提示した。発表後に行われた優秀提案投票では、第3グループが1位、第1・第2グループが同率2位に選ばれ、大きな拍手を浴びた。

 

最後に生徒たちは、「韓半島の平和と統一について、自分の考えとは異なる多様な主張が存在する」「韓半島の平和と統一について、自分と異なる主張にはそれなりの理由がある」「私は自分と異なる考えを持つ人を尊重しながらも、自分の考えを伝えることができる」「対話を重ねる中で平和と統一に対する自分の考えが変わることもある」という4つの質問を受け、いずれの質問に対しても最も多くの生徒が「とてもそう思う」を選んだ。さらに生徒たちは、「約束の時間」というコーナーでは、韓半島の平和に関する議論の際に、互いの違いを認め、理解し、コミュニケーションを重ねていくことを大きな声で約束した。生徒たちが韓半島の平和と統一について積極的に議論し、最善の方法を模索していく準備が整っていることを示す場面だった。

 

なお、今年3月に金浦で幕を開けた「平和統一共感市民対話」は、年内に国内34回、海外5回など計39回の開催が予定されている。これを通じて、平和と統一に関する市民のさまざまな声を集め、地域ごとの実践課題を発掘する「韓半島の平和に関する議論の場」としての役割をしっかりと果たしていく方針だ。

 

 

 

各グループの代表者が自信に満ちた表情でグループディスカッションでまとめた意見を発表した。

 

 

 

 

ミニインタビュー

 

 

カン・ヨンジャ

民主平統 釜山東区協議会会長

 

釜山東区協議会は、子どもや青少年を対象に平和と統一の価値を発信するさまざまな事業を展開しています。こうした活動の一環として、今回は「平和統一共感市民対話」を釜山東女子中で開催することで意見が一致しました。今日、生徒たちが韓半島の平和について真剣に意見を交わし、グループごとに最も効果的な実践課題を導き出していく姿を見ながら、「韓半島の平和の未来は明るい」と自然と感じました。

 

 

 

ユン・ウンフィ

釜山東女子中学校 2年生

 

昨日までは、韓半島の平和と統一は地位の高い人たちが作っていくものだと思っていました。ですが、今日みんなと一緒に韓半島の平和をテーマに話し合い、地域で実践できることを考えているうちに、平和と統一を実現するためには私たち全員の努力が必要だということに気づきました。韓半島に真の平和が訪れるその日まで、みんなと一緒に「私たちにできること」を実践していきます!

 

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