江原女性平和宣言の道(江原地域会議)

江原地域会議女性委員会(副議長チェ・ユン、女性委員長チェ・ギョンスン)は、6・15南北共同宣言21周年を迎え、6月10日から12日までの間、江原地域のDMZ近辺を歩きながら「韓半島平和」の雰囲気を広める、「江原女性平和宣言の道」イベントを開催した。

3日間にわたって開催されたイベントには、民主平統の18の江原地域市郡協議会長や女性委員など約300人が参加しており、接境地域の地方自治体長(ハム・ミョンジュン高城郡守、キム・グァンチョル麟蹄副郡守、チョ・インムク楊口郡守)も参加してさらに有意義なイベントとなった。

また、女性による平和活動を連携・拡散させるために、江原女性団体協議会、(社)民族美術人協会原州支部、原州市民連帯、原州ボランティアセンターなど市民団体の会員らも参加した。今回は、接境地域における5の郡(高城郡、麟蹄郡、楊口郡、華川郡、鉄原郡)協議会が中心となって各地域のDMZ近辺区間をリレーの形で歩くイベントとなった。

1日目となる6月10日には、高城統一展望台で18の江原地域市郡協議会長や女性委員らが参加した中で発隊式が行われた。イベントを主管したチェ・ギョンスン江原地域会議女性委員長は、「昨年から企画してきたイベントがコロナ禍で何回も延期になり大変な思いをしてきたが、今年やっと開催することができて胸がいっぱい」だと述べた。

チェ・ユン江原副議長は祝辞で、「江原道の女性による今回の平和活動が『平和のメッセンジャー』、『平和のチョウ』となり全国に広がってほしい」と励ました。

発隊式には、チョン・グムスン江原道女性団体協議会長、(社)民族美術人協会原州支部代表、原州市民連帯代表、原州ボランティアセンター長など外部の関係者も参加して華を添えた。

「韓半島の女性たちは戦争と分断という苦難の中でも家族と共同体を守り、この国の経済発展と民主主義の実現をリードし、差別と疎外、暴力と抑圧に立ち向かって我が社会の緊張の解消と治癒に向けて取り組んできた。」(民主平統女性平和憲章より)