停戦協定70周年記念 驪州平和音楽会

民主平和統一諮問会議驪州市協議会(会長キム・ヨンジャ。以下、民主平統驪州市協議会)は、停戦協定70周年を控え、驪州市民の平和統一への意志を一つにまとめるために音楽会を開催した。

7月20日、世宗国楽堂では、停戦協定70周年を記念して「驪州平和音楽会〜平和を歌う」が開催された。民主平統驪州市協議会が主催し、驪州市や驪州市議会が後援する今回の音楽会には、イ・チュンウ驪州市長、チョン・ビョングァン驪州市議会議長、ソ・グァンボム京畿道議員、パク・シソン、パク・ドゥヒョン、イ・サンスク驪州市議員、キム・ソンギョ前国会議員、さまざまな機関・団体の長など来賓をはじめ、約400人の市民が参加した。特に、戦争有功者や遺族など戦争関連団体の会員が特別招待を受けて来場し、大変有意義なイベントとなった。

キム・ヨンジャ会長は開会挨拶で、「驪州平和音楽会は、韓国戦争の惨状を記憶にしっかりと刻みつけ、韓半島で二度と戦争が起こらないように平和を守っていく意志を固めるきっかけになるだろう」とし、「平和・統一・繁栄の韓半島を早期に実現させるために、民主平統として先頭に立って取り組んでいきたい」と述べた。

＜キム・ヨンジャ協議会長の開会挨拶＞

チャン・ユジョン檀国大学教授の司会で行われた今回の音楽会では、戦争を直接経験した世代で、韓国の第1世代のジャズミュージシャンであるシン・グァヌン、キム・ジュン先生や驪州の青少年で構成された交響楽団など、全世代が平和をテーマに一つにつながった。また、歌手チュ・ヒョンミさんのトロットや、タンゴダンス、フォークソング、合唱など、さまざまなジャンルの音楽が一つに混ざり合った、真の調和に溢れた時間となった。

多彩な平和のステージに、市民からは大きな声援が送られた。また、驪州に定着した北朝鮮離脱住民で歌手の夫婦の公演には大きな激励の拍手が送られた。今回の音楽会は、参加できない市民のためにYouTubeで生中継され、約900人が視聴した。

＜第1世代のジャズミュージシャン キム・ジュン＞

今回の音楽会に招待を受けて参加した戦争関連団体の会員の一人は、「今回の平和音楽会は、大きな慰めとなり、癒しの時間となった。これからも驪州市民の皆さんと一緒に平和を祈る場をたくさん提供してもらいたい」と語った。

＜熱唱する歌手チュ・ヒョンミさん＞

民主平統驪州市協議会は、毎年の停戦協定記念日を前後して驪州平和音楽会を継続的に開催していきたいと述べた。