カン・チャンイル首席副議長就任あいさつ
- 機関紙「平和統一」 第221号
- 2026.05.01
民主平統の使命、国民と共に平和統一への道を切り開いてまいります

皆さん、こんにちは。「袖振り合うも多生の縁」といいますが、こうして共に働くご縁をいただけたことに、心より感謝申し上げます。
まず、民主平統の首席副議長だった故イ・ヘチャン元国務総理のご冥福を改めてお祈り申し上げます。私にとっては、厳しい時期を共に過ごした仲間であり、大切な同志でした。私もまた、平和統一のために全身全霊を尽くすことで、故人の遺志を引き継いでいきたいと考えています。
国内だろうと海外だろうと、民主平統の存在感は非常に大きいものがあります。多くの方が諮問委員になることを希望しており、委員として熱心に活動されています。しかし、民主平統が取り組んでいる活動が、国民に十分知られているかといえば、そうとは限りません。統一部の陰に隠れてしまっているような印象もありますし、民主平統の名前があまり表に出ていないようにも感じます。
そこで私は、民主平統をさらに活性化させる必要があると考えています。平和や統一といったテーマについて全国規模で意見を集めることにおいて、民主平統の右に出る組織はありません。民主平統には国内だけでなく、海外でも意見を集約できるという強みがあります。これらの意見を取りまとめて大統領に政策提言を行い、平和統一について広く発信することは、極めて重要な課題です。
民主平統は平和や統一に関する民意を集約し、政策提言を行う組織であり、統一部は行政の執行機関としての役割を担っています。果たして民主平統が、こうしたプロセスをしっかりと踏み、意見の集約や政策提言を適切に行っているかどうか、今一度検証していきたいと思います。
最近お電話で、お祝いや激励とともに、「民主平統を活性化させてほしい」という期待のこもったメッセージをたくさんいただいています。「民主平統に課せられた課題は極めて多い。私たち自身がそれを自覚していなければならない」と、覚悟を新たにする必要があります。
私たちは非常に厳しい時期を迎えています。北韓は今、「敵対的二国家論」を打ち出しています。実際、二つの国家であることは事実です。国連にもそれぞれ加盟しており、「一民族二国家」の状況です。しかし、私たちの憲法体系とは異なる点もあり、慎重に検討を重ねる必要があります。
前政権の時代、北韓を刺激し続けた結果、北韓も黙ってはいられなかったかもしれません。その結果、北韓は「敵対的二国家論」を主張するに至ったのでしょう。今でもそのしこりが残っているということが問題です。
統一部が北韓に向けて和解のメッセージを送り続けているうえに、最近の李在明大統領の発言に対し、北韓が前向きな反応を示しています。私としては、これは良い兆候であると捉えています。
かつては南北の首脳が一緒に白頭山を訪れたこともありますが、尹錫悦政権の時代に政府が北韓を非難し、「吸収統一論」を打ち出す中、北韓としても困惑したのではないでしょうか。何事も行き過ぎてしまえば、北韓も敏感に反応することになります。非常に厳しい状況です。
国内だけでなく、世界中で統一に関する意見を集約し、私たちの活動を広く発信することがさらに必要になっています。これこそが民主平統の固有の役割であり、責任であると考えています。
だからこそ、南北の和解と協力という面で、民主平統が大きな役割を果たせると考えています。特に国内だけでなく、世界中で統一に関する意見を集約し、それをもとに政策化して大統領に提言し、私たちの活動を広く発信することがさらに必要になっています。これこそが、民主平統の固有の役割であり、責任であると考えています。
共に力を合わせて取り組んでいきましょう!至らぬ点も多々あるかと存じますが、どうか皆さんのお力添えをよろしくお願いいたします。みんなで頑張りましょう。ありがとうございました。

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